対人恐怖症とは
対人恐怖症とは、社会的接触を恐れ、それを避けようとする症状を言います。
恐怖症の1種であり、患者は社会的接触を恐れ、それを避けようとする症状を示します。また、その結果として、社会的生活に支障をきたしたり、生活において必要な人間関係の構築が十分できなくなったりします。
他人に対して強い不安と精神的な緊張感を持つことから、他人の自分に対する意識を勝手な思い込みで悪く感じ取り、対人関係からできるだけ避けようとする神経症の一型です。
例えば、人が自分に危害を加えるのではないか、よかれと思ってした事に対し批判しているのではないか、悪い噂をしているのではないかと不安になり、また、自分は臭いと思っていたり、人前でうまく話しができなかった時に嘲笑されていると思いこんでしまったり、その結果として人を恐れる状態のことを言います。
従って、対人恐怖症とは、人に対して恐怖をもつのではなく、自分の状態に対して不安をもち、それが人にどう映っているのか、どう思われているのかを恐れる病気といえます。
個々の症例により、「あがり症」「赤面症(赤面恐怖症)」「視線恐怖症」「多汗症」「体臭恐怖症」「会議恐怖」「雑談恐怖」「強迫観念」といった様々な呼称がありますが、対人恐怖症は、それらを包括するものとなります。
> “恐怖症改善60分チャレンジ”をご存知ですか?
●克服すると人と接するのが楽しくなる
対人恐怖症で苦しんでいるときは、人と接すること自体が苦痛で、「人と話してもつまらない」「友達を作るのは難しい」と、否定的にものごとを考えがちですが、恐怖症が治り考え方を変えると、同じ状況でも「人と話をすることはなんて楽しいのだろう」「友達っていいものだな」と思えるようになります。
人と対話をしたり、行動を共にしたりすることが、とても楽しいものとなっていきます。
これが普通の社会生活なのです。しかし、対人恐怖症にかかってしまった人から見たら、天国と地獄ほどの差が感じられるに違いありません。同じことでも楽しさのレベルが全く違うものに感じられるはずです。
よく「若い娘は、箸の転んだもおかしい」という言い方がされますが、そのような感覚でしょうか。友達との他愛ない会話が何より楽しく、生きていることが幸せに思えるのです。
そのような自分を取り戻すまで長い道のりかもしれません。しかし、そうなる日が来ることを信じて努力してみて下さい。
罹患した人しか分からない苦悩かもしれませんが、分かろうとしてくれる人も必ず現れます。そして、あなたの治癒に力を貸してくれます。
あなたは、治癒した後の楽しい姿や光景をイメージするだけでいいのです。人とのつきあいに対する、肯定的なイメージトレーニングを重ねて行けば、対人恐怖症は必ず治癒します。
決して焦らず、できることから一歩一歩進んで下さい。
スポンサードリンク